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はじめに

以下の簡単な手順に従うことで、今すぐにHelpshiftのアプリ内サポートを Androidアプリに追加することができます。

要件

SDK Xをご利用の場合、またはSDK Xに移行中の場合には、以下の要件にご注意ください。

  • SDK Xは、APIレベル24以上(Android OS 7 Nougat以上)でのみ動作します。
  • コード内のminSDKVersionは、APIレベル16(Android 4.4 Jelly Bean)までをインストール可能なアプリでSDKをインポートしてコンパイルできるようにするために、APIレベル16として保持されています。
  • あなたのアプリがAPIレベル24以下(Android OS 7 Nougat以下)のデバイスにインストールされている場合、サポートの提供に別のメディアを選択することができます。たとえば、電子メールやウェブサイトなどです。SDKがAPIレベル24未満で初期化された場合、UnsupportedOSVersionExceptionをスローします。必要に応じてこの例外をキャッチして使用してください。詳細については、「SDKの初期化」を参照してください。
注意
  • 10.4.0以降、SDKはJava 8でコンパイルを行うことでAndroid 15のコンパイルに対応します。
  • アップデート(2023年8月): SDK X 10.2.Xは、APIレベル24以上(Android OS 7 Nougat以上)でのみ動作します。
  • SDK 10.3.0はAndroid 7以上(APIレベル24以上)に対応しており、このバージョン以上で機能します。最低限のAPIレベルであるレベル16でコンパイルすることは可能ですが、対応はAPIレベル24以上です。 Helpshift SDKのAndroid OSサポートポリシーの詳細については、こちらの記事を参照してください。

Gradleベースのプロジェクト

以下の依存関係をbuild.gradleファイル内の依存関係セクションに追加します。

    dependencies {
// androidx support library dependency
implementation 'androidx.appcompat:appcompat:1.0.0'
implementation 'com.helpshift:helpshift-sdkx:10.4.0'
}

Helpshift SDKは47の言語に組み込みで対応しています。SDKの言語を変更するためのAPIも提供されており、こちらからご確認いただけます。

これでHelpshiftがあなたとユーザーとの間の会話をサポートする準備が整いました!

Helpshiftの使用を開始する

バージョンの必要条件

Helpshift SDKのバージョンminSDKVersioncompileSDKVersionbuildToolsVersion
10.4.0以上193535
10.3.0以上163434
10.2.0以上163333
10.0.2以上163131
10.0.0以上162929

アプリでHelpshiftを初期化する

  1. 最初に、Helpshiftダッシュボードでアプリを作成します

  2. 選択したPlatformAndroidを指定してアプリを作成します

Helpshiftは、登録済みの各種アプリを以下の2つのトークンの組み合わせによって一意に識別します。

Platform IDアプリ固有のプラットフォームID(ダッシュボード上のアプリのApp IdがプラットフォームIDです)
Domain NameあなたのHelpshiftドメイン。例: happyapps.helpshift.com

これらの値を取得するには、以下の手順に従ってください。

  1. 自身のHelpshiftダッシュボードにアクセスする
  2. SettingsSDKs (for Developers)の順に移動する
  3. ドロップダウンから目的のアプリを選択する
  4. 「Android」テーブルに記載されている2つのトークンをコピーする

com.helpshift.Helpshift.install()メソッドを呼び出してSDKを初期化します。

オプションで構成マップをHelpshift.install() APIに渡すことも可能です。対応する構成を確認するには、「SDKの構成」ページをご確認ください。

    public class MainApplication extends Application {
@Override
public void onCreate() {
super.onCreate();
// Add install configs in the config map
Map<String, Object> config = new HashMap<>();
//...
// Install call
try {
Helpshift.install(this,
"<App Id from the Helpshift Dashboard>",
"<Domain name from the Helpshift Dashboard>",
config);
} catch (UnsupportedOSVersionException e) {
// Android OS versions prior to Android 7 Nougat (< API Level 24) are not supported.
// SDK will be non-operational so you can choose to provide support to your users via other mediums like Web, Email etc.
}
}
}

中国向けのアプリでHelpshiftを初期化する

中国リージョン向けにHelphift SDKを統合するには、特別なインストール設定キーであるisForChinaを使用する必要があります。 この設定キーはブール値を受け入れます。中国リージョン向けのアプリでSDKを統合する場合には、trueを渡してください。指定がない場合のデフォルト値は、falseです。

    public class MainApplication extends Application {
@Override
public void onCreate() {
super.onCreate();
// Add install configs in the config map
Map<String, Object> config = new HashMap<>();
config.put("isForChina", true);
//...
// Install call
try {
Helpshift.install(this,
"<App Id from the Helpshift Dashboard>",
"<Domain name from the Helpshift Dashboard>",
config);
} catch (UnsupportedOSVersionException e) {
// Android OS versions prior to Android 7 Nougat (< API Level 24) are not supported.
// SDK will be non-operational so you can choose to provide support to your users via other mediums like Web, Email etc.
}
}
}
重要

インストール呼び出しの配置

インストール呼び出しは、Application.onCreate()以外の場所には配置しないでください。これを他の場所に配置すると、実行時の予期せぬ問題が引き起こされてしまう可能性があります。

HelpshiftInitializationException

インストール呼び出しよりも先にAPIを呼び出すと、デバッグモードでチェックされていないHelpshiftInitializationExceptionがスローされる可能性があります。

UnsupportedOSVersionException

バージョン24未満のAndroid SDKでinstall()を呼び出すと、このチェック済み例外がスローされます。すべてのAPIが操作不可能となります。